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完全特集 ジャパンカップ&ジャパンカップ ダート SPECIAL REPORT 2007 livedoor×馬券ブレイク×keiba03 livedoor 馬券ブレイク×keiba03 完全特集ジャパンC/ジャパンCダート

天皇賞春・秋を制した2冠馬

メイショウサムソン

  • 高橋成厩舎 牡4歳
  • 父オペラハウス 母マイヴィヴィアン
  • 通算成績19戦9勝 獲得賞金8億9464万円
  • 主な勝ち鞍:06年・皐月賞、ダービー、07年・天皇賞春・秋

 この春まで主戦を務めた石橋守ジョッキーとともに“雑草”“いぶし銀”などと形容されてきたサムソン。その由来はまず、家族経営の零細牧場で生まれたこと、父がオペラハウス、母が未勝利馬という地味な血統馬であることなどが挙げられる。さらに松本オーナーが定年目前の瀬戸口勉師とともに訪れた牧場で、引き取り手がなかったサムソンを瀬戸口師が見初め、700万円で購入。格安馬であったことも“雑草”といわれる由縁である。

 デビューに際しても、当初福永ジョッキーに騎乗依頼していたが、スケジュールが折り合わず、石橋守ジョッキーに声が掛かる。入厩当初は、厩舎スタッフも
「馬というより牛みたいにモッサリしていた」
  というように、お世辞にも期待をかけられた馬とはいえなかった。

 そんな下馬評を覆し、デビュー後のサムソンはじょじょに頭角を現してくる。
  デビューから初勝利まで3戦を要したが、野路菊S優勝後の東スポ杯2歳Sでは、後に2歳王者となるフサイチリシャールの2着。続く中京2歳Sではレコード勝ちと、1戦ごとに力をつけていく。

 スプリングS優勝で迎えた皐月賞では、“いぶし銀”のイメージと前走をフロック視されて6番人気。しかし、好位から早めに抜け出して後続馬の追撃を振り切り優勝。デビュー22年目の石橋守ジョッキーにとって初GI制覇、瀬戸口師にとっては、ラストイヤーでのクラシック制覇となった。

 2冠目のダービーではその実力が周知のものとなり、堂々の一番人気。レースでも逃げたアドマイヤメインをゴール直前で交わして優勝。夏の小倉デビュー馬では初のダービー馬となる。
  しかし、3冠のかかった菊花賞では速い流れに対応できず、ソングオブウインドにレコード勝ちをさらわれる。サムソンは期待に応えられず4着。
  3歳時にジャパンC、有馬記念と連戦するが、同世代のドリームパスポートの後塵を拝し、世代最強の座を同馬に明け渡す格好で休養に入った。

 今春は瀬戸口厩舎解散に伴い、高橋成厩舎に転厩。産経大阪杯で復活Vを果たし、春の天皇賞も強い競馬で快勝した。先の天皇賞・秋も新コンビを組んだ武豊ジョッキーを背に優勝し、天皇賞春秋制覇を達成した。通算成績19戦9勝、獲得賞金8億9464万円。

メイショウサムソンの全成績

開催日 場所 レース名 騎手名 コース 頭数
2007/10/28 東京 天皇賞(秋) (G1) 1 武豊 芝左 2000 16
2007/6/24 阪神 宝塚記念 (G1) 2 石橋守 芝右 2200 18
2007/4/29 京都 天皇賞(春) (G1) 1 石橋守 芝右外 3200 16
2007/4/1 阪神 産経大阪杯 (G2) 1 石橋守 芝右 2000 11
2006/12/24 中山 有馬記念 (G1) 5 石橋守 芝右 2500 14
2006/11/26 東京 ジャパンカップ (G1) 6 石橋守 芝左 2400 11
2006/10/22 京都 菊花賞 (G1) 4 石橋守 芝右外 3000 18
2006/9/24 中京 神戸新聞杯 (G2) 2 石橋守 芝左 2000 16

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【ジャパンC/メイショウサムソン】丸山調教助手インタビュー

秋古馬GI3連戦の第2関門も死角なし!

 秋初戦の天皇賞を快勝したメイショウサムソンが次に狙うのは、凱旋門賞断念の悔しさをぶつける絶好の国際舞台。6着に敗れた昨年はやや精彩を欠いたが、昨年の2冠馬はこの1年でさらなる進化を遂げた。サムソンの調教を担当する丸山助手に話を聞くと、次のような言葉が返ってきた。…[記事全文]

【追い切り情報】俺が日本の総大将 サムソン

前走よりさらに中身充実というメイショウサムソン

栗東 DW 良 81.1-65.5-51.3-38.3-12.5 一杯

 凱旋門賞挑戦を断念し、ぶっつけで挑んだ天皇賞で完勝。今回は適距離になり、上積みも見込めることから、幻の凱旋門賞対決の実現は楽しみだったが、ディラントーマスが直前で出走回避。日本馬の筆頭としてはやや肩すかしとなった。…[記事全文]

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日本のアドマイヤから世界のAdmireへ

アドマイヤムーン

  • 松田博資厩舎 牡5歳
  • 父エンドスィープ 母マイケイティーズ
  • 通算成績 16戦9勝 獲得賞金 9億1024万円
  • 主な勝ち鞍:07年ドバイデューティフリー、07年宝塚記念

 今夏、40億という破格のマネーで近藤利一氏からダーレージャパンにトレードされたアドマイヤムーンだが、移籍初戦となった天皇賞では、久々に加え、最後の直線での不利もあり6着と敗れた。ただ他馬と接触した影響もないことから、レース3日後には早々と参戦を表明し、宿命のライバルであるメイショウサムソンとの5度目の対決に闘志を燃やす。

 5歳になって国内、海外のGIを制した本馬も3歳のクラシックには縁がなかった。2歳時、札幌2歳Sを含む4戦3勝の素晴らしい成績で終え、迎えた3歳。このレースから武豊を鞍上に据えたきさらぎ賞で2歳チャンピオンのフサイチリシャールを下し、皐月賞トライアルの弥生賞も勝ち重賞連勝を飾る。しかし1番人気に推された皐月賞では本来の鋭い差し脚が見られず4着、続くダービーでも7着と、いずれもメイショウサムソンの後塵を拝してしまった。

 そして迎えた夏、陣営は古馬との対決を決断し、札幌記念に出走する。鞍上の武豊が「この頃から馬が変わってきた」と振り返るように、後方から差し切り勝ちを決め、本格化をうかがわせた。その後は菊花賞ではなく、天皇賞に挑戦し3着に好走すると、適距離を求めて香港に遠征し、香港カップを2着。

 明けて4歳は京都記念からスタートし、59キロを背負いながらもポップロック以下に快勝する。すると今度はドバイに遠征し、ドバイデューティーフリーで海外の並み居る強豪を破り、初のGI制覇を飾った。さらに帰国をせずに直接香港に入りクイーンエリザベス2世カップを使うが、後方から脚を余して3着。この時の騎乗方がオーナーである近藤氏の逆鱗に触れ、武豊とアドマイヤの関係が途切れることとなった。

 岩田康騎手に乗り替わった宝塚記念では、終始メイショウサムソンをマークする形で進み、直線でも2頭の壮絶な叩き合いとなったが、半馬身差下した。3回目にしてメイショウサムソンを打ち破った勝利は、自身の国内GI初制覇でもあった。

 海外の強豪と何度となく渡り合った実力は本物でもあり、叩き2戦目となる今回はサムソンに借りを返す時だ。

アドマイヤムーンの全成績

開催日 レース名 騎手名 コース 頭数
2007/10/28 東京 天皇賞(秋) (G1) 6 岩田康誠 芝左 2000 16
2007/6/24 阪神 宝塚記念 (G1) 1 岩田康誠 芝右 2200 18
2007/4/29 香港 クイーンエリザベスC(G1) 3 武豊 芝右 2000 10
2007/3/31 ドバイ ドバイデューティーF(G1) 1 武豊 芝左 1777 16
2007/2/17 京都 京都記念 (G2) 1 武豊 芝右外 2200 14
2006/12/10 香港 香港C(G1) 2 武豊 芝右 2000 12
2006/10/29 東京 天皇賞(秋) (G1) 3 武豊 芝左 2000 16
2006/8/20 札幌 札幌記念 (G2) 1 武豊 芝右 2000 15

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父の雪辱を名手と共に誓う

ポップロック

  • 角居厩舎 牡6歳
  • 父エリシオ 母ポップス
  • 通算成績 27戦7勝(うち、海外3戦0勝) 獲得賞金4億3830万円
  • 主な勝ち鞍:06年、07年目黒記念

 最後方追走から直線一気の差し切り勝ち。鮮烈なデビューを果たしたその走りは、入厩当初の素質に違わぬもの。関係者は口々に「来年のクラシックでも」と誰彼なく囁くようになる。だが、大きくなる期待とは相反し、体質の弱さが露呈したポップロックはその後善戦こそするも、なかなか結果に繋げることができない。

 僅差の敗戦を繰り返すたびに歯痒さばかりを感じさせられたファンの脳裏からは、いつしかこの馬がクラシック候補の一頭であったことすら忘れ去られていくことになる。

 乗り役は前走での反省点をしっかりと次のレースで反映させた。また関係者も芝の長距離がベストであることは百も承知のうえで、あえてダート戦を使ってみたり、乗り役も替えてみたりと、様々な創意工夫を懲らした。

 すべては“きっかけを掴むこと”。これだけのためであった。

「離れた好位で楽に追走することができた。快勝といっていい内容だったよ。こういう競馬ができればもっと良くなる」

 デビューから2年半が過ぎ、5歳になったポップロックは、4月9日の500万条件で、ついにそのきっかけを掴んでみせた。このレースに跨った四位騎手は、ある程度前につけて早めに抜け出すという勝ちパターンを見いだしたのである。とはいえ、本馬にこの乗り方をしたのは今回が初めてというわけではない。これまでも何度か試みたことはあったのだが、いずれも道悪や速い流れに巻き込まれるなどの悪条件が重なった。だが、それでも大崩れすることはない。ようやく実を結んだのが、この時の競馬だったのだ。

 元々素質の高さを評価されていたこの馬が勝ちパターンを手に入れたとなれば、一気に出世街道を駆け上がるのは自明の理。翌週連闘で白鷲特別を快勝すると、1カ月後の京都では再度1000万下の白川特別も快勝。58kを背負いながら後続を1秒も突き放す強い勝ち方で自信を深めた関係者は、次のレースを重賞の目黒記念に定める。

 本格化したポップロックにとって、54キロ+初の東京コースという条件はさほど大きな障壁ではない。川田騎手を背にしたポップロックは、アイポッパーとの叩き合いを制して重賞初制覇。4連勝で一気にオープン馬への仲間入り。デビュー当時から求められ続けていたクラスへと、ようやく辿り着いたのである。

 同年秋には同厩のデルタブルースと共にオーストラリアに遠征。メルボルンCでは同馬とワンツーフィニッシュで2着に入線。さらに帰国後は有馬記念でディープインパクトの2着と健闘。今年は3月のドバイ遠征こそ6着に敗れたが、それ以外のレースでは5戦して1勝、2着2回、3着4着が各1回と、堅実な走りを見せている。

 そして迎える今回のジャパンC。父エリシオの背にも跨っていたO・ペリエが天皇賞に続き、5度目の手綱を取る。乗り方は充分に熟知している。後は結果だ。

 デビューから4年。本格化なったこの馬が、いよいよ世界を相手にその豪脚を見せつける時がやってきた。

【追い切り情報】もう1度奏でるロック&ブルース

秋3戦目で調子は最高潮の、ポップロック(外)とデルタブルース(真ん中)。

栗東 CW 良 71.2-55.2-40.0-12.0 G前強

 デキの良さならポップロックとデルタブルース角居2騎もヒケをとらない。この日はCウッドでの3頭併せだったが、ポップロックがデルタブルースを1馬身ほど先導する形。5F・71秒台で追われ、仕掛けられたゴール前ラスト1Fでは12秒台をマークした。…[記事全文]

ポップロックの全成績

開催日 レース名 騎手名 コース 頭数
2007/10/28 東京 天皇賞(秋)(G1) 4 ペリエ 芝2000 16
2007/10/7 京都 京都大賞典(G2) 2 四位洋文 芝2400 10
2007/6/24 阪神 宝塚記念(G1) 3 武豊 芝2200 18
2007/5/27 東京 目黒記念(G2) 1 武豊 芝2500 18
2007/3/31 アラブ首 ドバイシーマC(G1) 6 ペリエ 芝2400 15
2007/2/17 京都 京都記念(G2) 2 ペリエ 芝2200 14
2006/12/24 中山 有馬記念(G1) 2 ペリエ 芝2500 14
2006/11/7 オースト メルボルンC(G1) 2 オリヴァ 芝3200 24

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「ディープの2着馬」からの脱却へ

インティライミ

  • 佐々木晶厩舎 牡5歳
  • 父スペシャルウイーク 母アンデスレディー
  • 通算成績 17戦5勝 獲得賞金 3億815万円
  • 主な勝ち鞍:05年・京都新聞杯、07年・京都大賞典、07年・朝日CC

 この馬に注目が集まり始めたのは、2005年の日本ダービーの頃であった。条件戦を5馬身差の圧勝で飾り、続く京都新聞杯では最後方から3〜4角にかけてマクリ気味に進出。直線ではコメディアデラルテとの壮絶な叩き合いを制して重賞初制覇を遂げる。この年はディープインパクト一色のダービーであったが、アンチディープファンが刺客として期待したのが、最終東上便に乗って来たインティライミだった。

 そして迎えたレースでは2番人気に推され、先行策から直線入り口で先頭に立つも、ディープインパクトに楽々交わされ、5馬身差の2着に終わることに。大きく差をつけられたとはいえ、自身も好時計で走っている。
 しかしこの稀代の名馬がいたおかげで、ダービー馬になることができなかったばかりか、その後、「ディープインパクトの2着馬」という有り難くない称号を与えられ、良くも悪くも注目されることになった。

 菊花賞での雪辱を期待されるも裂蹄に悩まされ、7カ月の休養に入り、復帰したのは4歳の1月。当然のように1番人気に支持された日経新春杯であったが、久々に加えトップハンデも影響して3着に敗れた。そして、ここから長い低迷期間を続けることになる。
 続く阪神大賞典では、ダービー以来となるディープインパクトとの対戦となったが、4秒差のブービー負け。距離が不向きだったとはいえ、力の差は歴然だった。その後、5歳の宝塚記念まで7戦を費やすが勝ち星はなく、いつしかオープン馬の1頭という存在にまでなってしまった。

 ところが5歳となった秋緒戦の朝日CC。そこには一皮剥けたインティライミの姿があった。それまでの先行策から一転、後方からレースを進め、直線で大外に出すと真一文字の伸び脚を見せ、豪快に差し切った。実に2年4カ月ぶりの勝利。ディープを意識した戦法を棄て、愛馬が一番力を発揮できるものへと変えた佐藤哲騎手の判断も素晴らしかった。
 さらに余勢を駆って臨んだ京都大賞典でも、ポップロック以下を退けて重賞連勝を飾る。

 天皇賞を使わず、ジャパンCというローテーションは、タップダンスシチーの例もあるように、調教師の佐々木晶三流。来年は海外への挑戦プランもあるようで、ディープの成し得なかった夢を果たすためにも、ここで負けてはいられない。

インティライミの全成績

開催日 レース名 騎手名 コース 頭数
2007/10/7 京都 京都大賞典 (G2) 1 佐藤哲三 芝右外 2400 10
2007/9/8 阪神 朝日チャレンジカップ (G3) 1 佐藤哲三 芝右 2000 10
2007/6/24 阪神 宝塚記念 (G1) 7 佐藤哲三 芝右 2200 18
2007/5/26 中京 金鯱賞 (G2) 3 佐藤哲三 芝左 2000 12
2007/2/25 中山 中山記念 (G2) 16 柴田善臣 芝右 1800 16
2007/1/21 中山 アメリカジョッキークラブC (G2) 4 柴田善臣 芝右外 2200 10
2006/12/3 中京 中日新聞杯 (G3) 2 佐藤哲三 芝左 2000 13
2006/10/29 東京 天皇賞(秋) (G1) 15 佐藤哲三 芝左 2000 16

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【ジャパンカップ/有力馬情報】佐々木晶三調教師インタビュー

「この馬が03年優勝馬タップダンスシチーを越える!」

「実りの秋」
 その言葉がピッタリ当てはまるのが、佐々木晶三師の管理するインティライミだ。ディープインパクト優勝時のダービー2着馬は、その後の活躍が期待されていたが、生来脚元が弱く、度重なる故障に泣かされてきた。一時は競走馬生命すら危うかったというほどだ。そのインティライミが危機的状況から復活を遂げ、朝日CC、京都大賞典と重賞を連勝。ジャパンCの優勝候補に一躍名乗りを挙げた。管理する佐々木晶師は、今のインティライミの充実ぶりを次のように語る。 …[記事全文]

【追い切り情報】インティライミ 実力開花の“遅れてきたエース”

栗東  DW 82.5-66.6-52.1-38.2-12.3 強め

 朝日CC、京都大賞典と連勝、確かなステップを踏んでジャパンCに挑もうとしているインティライミ。追い切りはDWコースで単走、長めの6Fを追われた時計はトータル82秒5。数字だけではもの足りないようにも感じられるが、1週前追い切りで6F77秒台の猛稽古をこなしている。それを考慮すれば、直前はこれで十分だ。…[記事全文]

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